司馬遼太郎記念館 訪問記


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司馬遼太郎記念館に10年振りに訪問。
その魅力をお伝えするために訪問紀をお伝えする。

 

 

司馬遼太郎記念館の詳細は下記URLへ。
http://www.shibazaidan.or.jp/

 

 

<訪問紀概要>

 

内容:司馬遼太郎記念館

 

時間:約2時間

 

費用:大人500円

 

概要:司馬遼太郎記念館は、司馬遼太郎が終の住居とした自宅敷地内に
   隣接された記念館である。日本を代表する安藤忠雄設計の建築としても有名。

 

 

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13年8月13日(火) 10:30-

 

 

司馬遼太郎記念館へは、実家からバイクで約15分。

 

 

電車で行くと最寄り駅の近鉄八戸ノ里駅から、
徒歩15分程度と、比較的アクセスはよい方である。

 

 

ただ記念館の場所自体は、元々居住地であるためか、
地元の僕でさえ分かりにくいなぁーと思う場所にある。

 

 

久しぶりに訪れることもあって
ホームページの地図を確認する程である。
(住宅街の中にあり、近くまで案内看板が少なく前回は少し迷ったので)

 

 

隣接された駐車場/駐輪場にバイクを止め、入り口へと歩いていく。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

 

門柱には自宅兼記念館の入り口ということで、
自宅用と記念館の2つの表札が掲げられている。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

 

司馬遼太郎(福田※本名)とかかれた自宅用の表札を見ていると、
入り口の記念館のスタッフさんが
「司馬先生の直筆だよ」と丁寧な口調で教えてくれた。

 

 

達筆な文字の表札の目の前にし、
ワクワクした気持ちがこみあげてきて
入り口の門をくぐっていく。

 

 

入り口では、券売機で入場券を購入し、
経路に沿って庭先の中を歩いていく。

 

 

手入れされた庭を散歩気分で歩いていくと、
程なくして書斎が見えてきた。

 

 

見学通路である庭園からは、
自宅の書斎が窓越しで見学できるようになっていた。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

 

書斎は当時のまま残されているとあって、
おもわず作品を書いていたでろう姿を思い浮かべてしまう。

 

 

自宅を過ぎて庭園を更に奥に進んでいくと、
安藤忠雄建築の記念館のゲートが見えてくる。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

 

曲線をモチーフとした?ゲートは
近代建築のスタイリッシュな印象を受ける。
(後述の手記の中で、この場所を気に入ったという人が多かった)

 

 

さて、記念館の建物の中に入っていくと、
まずは巨大な本棚が目に入ってくる。

 

 

司馬遼太郎の大量の書籍を表現した大書架である。

 

 

作品を手がけるときには関連する書籍を集めて
徹底的に調査したことで膨大な蔵書を残した
司馬遼太郎の書庫をイメージした書架である。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

(記念館で配布されるパンフレットより)

 

 

書架は、吹き抜けの構造で高々と書架が積み上げられており、
見渡す辺り一面の書棚に圧倒されてしまう。

 

 

フワフワした気分で歩いていると
館内のスタッフの方から、
こちらも是非ご見学くださいと案内された。

 

 

そこでは、先客の方が天井を見上げていた。

 

 

なぜ天井を見ているのだろうと思っていると、
近くに雑誌の切り抜きがあり、その記事によると
天井のコンクリートに坂本竜馬の肖像画の形のシミが
浮かび上がっているとのことだ。

 

 

坂本竜馬が司馬遼太郎記念館に現れたのでは
と噂されていると雑誌に紹介されていた。

 

 

”竜馬がゆく”は司馬遼太郎の代表作の一つで
坂本竜馬は、司馬遼太郎(の作品)の同作によって
現代に甦ったとされている。
(それまでは知名度は殆どなかったそうだ)

 

 

少しオカルトちっくな話であるが、
恩義を尽くす坂本竜馬ならばひょっとして?と
どこかで思わせる部分もあり不思議な気分で
眺めていた。

 

 

司馬遼太郎記念館 

 

 

また訪れた時、館内ではモンゴル企画展を
行っており、当時の年表・取材記録や資料などが
展示を観覧した。

 

 

企画展を一通り見学し終えて、
大書架の中央に設置されていた机に座った。

 

 

机には訪問者の記録ノートが置かれており、
訪れた人が手記を残すことができるようになっている。

 

 

ここに訪れた人は、何を感じ取ったのか興味がわいて
記録ノートに書かれた手記を読むことにした。

 

 

手記の中で驚いたのは、
作品の紹介が少ない、
司馬遼太郎を知らない人はどの作品を読めばよいのか
よく分からない。フェアーや企画展などで
作品を読める場所をつくったりすべき。
展示方法が悪いのでは?”

 

 

といった感想があった。
年齢を見ると小学生高学年の子が書いた感想。

 

 

なるほど・・・と苦笑して読んでいた。
確かに司馬遼太郎の作品を読めるところは
売店の少しのスペースしかなかった。

 

 

感性が鋭い子供の意見として、
正に的を射ているのかもしれないと感心した。

 

 

その逆に目についた手記として、
見渡す限りの書籍に囲まれた素敵な空間で
一日中過ごしていたいという感想が記されてあって、
僕はどちらかというとこの意見に深く共感した。

 

 

所用により長居できない事もあって、
名残おしくも大書架をあとに出口に向かっていく。

 

 

久しぶりの訪問のため、売店でお土産を選定。
缶バッチ・絵はがき・21世紀にいきる君たちへの
対訳書籍を購入。

 

 

10年前に初めて訪れた際は、
”21世紀にいきる君たちへオリジナル版”を購入し、
いまも大事に保管している。

 

 

次に訪れた時には、また別の作品に
出会えるのを楽しみにし記念館を後にした。

 

 

<訪問後記>
10年振りに大書架の空間に酔いしれて、
正直、また訪れたいと思った。

 

 

この記念館の醍醐味は、安藤忠雄建築による
司馬遼太郎の世界観の表現にあり、それを感じ取ることにあると思う。

 

 

司馬遼太郎のファンでなくとも本が好き・
建築物に興味がある人には、訪れて何かを感じ取ることが
できると思う場所であると思うので是非ともお勧めしたい。

 

 

執筆者:ブライアン


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